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児童虐待予防研修プログラムの開催しました

地域の⼦どもを⾒守る⼒をあげる 児童虐待予防研修を実施します






ママリングスは、令和元年度江東区区⺠協働事業提案制度「脱孤育て推進事業」として、江東区とともに⼀般市⺠向けの「児童虐待予防研修プログラム」の開発、研修実施から効果検証研究までを実施します。






本プログラムはポートランドでの多職種連携の仕組みも参考にし、

1)虐待問題に関わる医療福祉専門職(⼩児科医、⼩児⻭科医、⼩児救急看護認定看護師、助産師)

2)地域の⼦育てに関わっている一般市民(主任児童委員、⻘少年委員、町会・⾃治会関係者など)

3)行政(江東区子育て支援課、児童相談所)

など、児童虐待に関わる医療及び福祉専⾨家・⾏政・⺠間団体が連携し、1年間講義を交えた検討会を実施し、作り上げてきたものになります。


様々な分野の専門家と市民が集まり、子どもと親を地域で⾒守ることを主⽬的とした⼀般市⺠向けの児童虐待予防研修プログラムを展開するのは全国でもほぼ前例がありません。


また、同時に「⼀般市⺠を対象にした児童虐待対応プログラムが及ぼす地域の⼦どもの⾒守り、児童虐待への対応に関する知識・認識・⾏動への効果:前後⽐較試験」として、キタ幸⼦氏(国⽴成育医療研究センター研究所 政策科学研究部研究員)と共同研究を実施し、研究結果を発表予定です。







令和3年11月に研修プログラムを実施しました


令和3年11月中に、地域の親子の安心・安全に関わる江東区の皆様に本研修プログラムを実際に受けていただくことになりました。その後さらに改善を重ね、最終的なプログラムの完成については2022年3月末を目指しています。


プログラム実施詳細については以下をご覧ください。


【プログラム実施概要】

1.対象者:⼀般市⺠で地域の親子の安心・安全に関わる皆様(約110名)


2.⽬的:「まちのあたたかい⽬利き」となっていただくために、⾝に着ける⼒を「地域・

まちの⼒」「⾒守る⼒」「つなぐ⼒」「知識の⼒」「親⼦に寄り添う⼒」と定義し、児童虐待に関する基本知識や⼦どもの⼈権に関わる知識、5つの⼒をより発揮できるきっかけとなることを⽬指します。


3.時間:2⽇間、計5時間


4.形式:講義、ロールプレイ、形式知化を⽬指す対話ワークなど


5.プログラム開発参加者、協⼒者:

  ⼩児科専門医 ⼩橋孝介⽒(松⼾市立総合医療センター 小児科副部長)

  小児科専門医 内山健太郎氏(ジャパングリーンクリニック)

  ⼩児⻭科医 辻野啓⼀郎⽒(東京歯科大学 小児歯科学講座 講師)

  江東区児童相談所

  ⼩児救急看護認定看護師 塚松このみ⽒

  エドワード・チャン・コーリン博士 (⾹港理工大学)

  国⽴成育医療研究センター研究所 政策科学研究部 研究員 キタ幸⼦⽒

  江東区 ⻘少年委員、町会⻑、助産師、主任児童委員、 ホームスタート・こうとう代表

  江東区こども未来部 こども家庭⽀援課

  ⼀般社団法⼈ママリングス        など


【プログラム実施日とシンポジウム開催日】

■児童虐待予防研修プログラム実施日:

1日目 :11月6日 (土曜日) 18時30分~ 於)小松橋区民館(江東区扇橋2-1-3)

2日目①:11月12日(金曜日)  18時30分~ 於)森下文化センター(江東区森下3-12-17)

2日目②:11月17日(水曜日)  13時30分~ 於)森下文化センター(江東区森下3-12-17)

  

■こども見守りにむけたシンポジウム開催について

11月28日(日曜日)13:30 〜 16:00 於) 小松橋区民館 (江東区扇橋2-1-3)

基調講演

 ◆ 鈴木秀洋氏 (日本大学 危機管理学部 准教授 )

 ◆ キタ幸子氏 (国⽴成育医療研究センター研究所 政策科学研究部研究員)




【共同研究の概要】

1.目的

本研究では、⼀般市⺠を対象に、地域の⼦どもの⾒守りと児童虐待の通告・対応に関する適切な知識・認識・⾏動を促進する教育プログラムの効果検証をすることを⽬的としています。

2.研究対象者

研究参加に同意をいただいた市⺠の⽅約120名程度(⺠⽣・児童委員、主任児童委員、⻘少年委員、町会・⾃治会関係者、⻘少年団体関係者、ショートステイ協⼒会員等など)

3.研究者

キタ幸⼦(国⽴成育医療研究センター研究所政策科学研究部研究員)

落合⾹代⼦(⼀般社団法⼈ママリングス代表理事・看護師)

4.実施方法

本プログラム受講と、その間に4回のアンケートを実施し、意識・認識・行動がどのように変化するかを評価します。


虐待予防研修プログラムの開発経緯と意義について

ママリングスの全事業の根幹にある想いは、全ての家族が笑顔で安心し望む生活が送れること、です。

現在、⽇本での児童虐待相談件数は20,5029件(30年連続増加、2020年度に過去最⾼)です。児童虐待は⼦どもの健康・⽣活に⻑期的に深刻な影響を与えるため、重要な社会課題といえます。


私たち一般市民は、児童虐待をニュースで見聞きすることはあっても、児童虐待とは何か、予防のために身近な地域で自分たちができることとは何か、など必要な知識習得の機会を日常で得ることはほとんどありません。一⽅で本来、児童虐待予防の支援の入り口である「通告」というシステムは、子どもや親子に関わるあらゆる⽅が親子を⾒守り、気づくことによって「通告機関」と連携し、成り⽴っているシステムでもあります。


学びたい⽅が、学ぶ場を作る。学んだ⼈が⾏動することで、児童虐待予防活動を広げていく。そんな地域間で成立する子どもと親を見守る新たな仕組みを目指し、まずは地域市⺠の⽅が児童虐待について「学び」を得る機会を提供することが第一歩と考えています。


ママリングスではこれまで江東区と「こうとう子育てメッセ」「こうとう子育てポシェット」などを企画運営し、地域の家族に向け情報を発信してきました。今回は”児童虐待予防研修プログラムを通し、地域の子どもと親を見守る「まちのあたたかい目利き」が繋がるネットワークを築いていくことができたらと思っています。


実施の研修の様子はこのブログでまたレポートします!

(書き手:ママリングス理事 佐藤)



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